『その治療によってなんらかの反応がでる場合の対処法などを患者に告げなければならない。たとえば、治療を受けてから七二時間は一〇トン・トラックにひかれたかと思うほどの苦しみを味わうことになるかもしれない。

しかし、その時期がすぎたら、からだが自然に再調整をはじめると告げていれば、心配することもなくその苦しみに耐えられる。

ロバート・C・フルフォード いのちの輝き 翔泳社 P115 』

 

上記は「好転反応」と呼ばれる現象であり、俗にいう「揉み返し」などのオーバードーゼ(刺激量過多)とはっきり区別しなければなりません。

好転反応とは、治療後数日かけて主訴とあまり関係ない部位(まれに患部)に違和感や痛みが出現する・身体の重だるさ・眠気・頻回の小便大便・多量の汗をかく等々の症状が現れることをいいます。

治療後は内臓器官を疲れさせないように激しい運動や長時間の入浴、アルコール・油物・甘い物・冷たい飲み物の過剰摂取を控え自然治癒力を邪魔しないようにしましょう。そして睡眠をよくとり身体を休めてください。いつもより多めに「水」を飲むことも好転反応の緩和に有効だと思います。

○ 治療後の好転反応の一例

急性腰痛 30代男性

「 仕事中に腰を痛めた。腰を後ろに反らすと激痛がはしる(本人談)」
最近、小便の回数が少ない(3回/日)

第1回治療 
十二指腸・腎臓周囲への内臓マニピュレーションを選択。
治療後
本人の感覚では腰後屈の痛み90%減少。

第2回(1日後)
腰・下腹まわりの筋肉を緩めました。
治療後
『身体が軽くて気持ちが良い(本人)』この日の治療後、就寝までの約4時間に10回も小便に行ったことを後日の問診で確認。(普段は3回/日)


第3回(4日後)
今回は十二指腸・腎臓・膀胱への内臓マニピュレーション。
治療後
『腰が温かくて気持ちいい(本人)』


第4回(10日後)
前回の治療後より腰の痛み消失。「最近、小便の回数が増えた(一日7,8回)
立ち仕事・車の運転で腰の痛みが気にならなくなった」とのこと。本日で治療終了。

  この方の第2回の治療後、就寝までの約4時間、10回にわたって大量の小便が排泄されました。この方は普段1日3回しかトイレに立たない人だったため、家族が心配したほどだったそうです腎臓・膀胱への内臓マニピュレーションや腰・腹部への治療に身体が反応したものと思われます。

 好転反応は身体の深いところへ働きかけた治療に対する身体の正常な反応であり、治癒過程における一過性の反応です。身体は様々な反応を呈しながら、健康な状態にバランスしようとしています。好転反応が現れても驚かないでいてください。

治療とは、身体が治るためのキッカケを単に与えることであり、
治癒とは、治療をキッカケとして身体が自分で元のバランスをとりもどすこと。

治療1 +自己治癒力9 =治癒10


なのだと思っています。

「当院の治療について」のページで治療法をご紹介しています。


好転反応は必ず起こるわけではありません。
強い好転反応はきわめて稀です。